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| #attribution_name | 鈴木 滋 | |||||||
| #license | http://creativecommons.org/licenses/by/3.0/deed.ja | |||||||
| #file_name | Rice_Field_Weeds1 | |||||||
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| #property | 名前 | 科名 | 分布・主な発生場所 | 在来 / 外来 | 主な生態・特徴 | 対処月(最も効果的) | 発生レベル(難易度) | 効率的な対処法(ピンポイント対策) |
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| 1 | アオビユ | ヒユ科 | 全国。畑地、空き地、庭 | 外来種 | 一年草。夏雑草。1m近くになり、地味な緑の穂をつける。1株から数万粒の種を落とし、畑の土壌を種だらけにする。 | 6月〜8月 | 低(★★☆☆☆) | 根は浅いため小さいうちは手抜きや鎌で楽に処理できる。大きくなると茎が太くなり処分が大変。 |
| 2 | アカザ | ヒユ科 | 全国。畑、空き地、庭 | 在来種 | 一年草。茎や葉の付け根が鮮やかな赤紫色になる。成長が早く、畑の肥料を吸って巨大化する。 | 5月〜7月 | 低(★★☆☆☆) | 木質化して硬くなる前の、草丈が15〜20cmの段階で引き抜くか、畑用除草剤を散布。 |
| 3 | イヌガラシ | アブラナ科 | 全国。畑、道端、庭 | 在来種 | 多年草。黄色い小さな4弁花。ちぎれた地下茎の破片からでも再生する、畑の居座り雑草。 | 4月〜6月 | 中(★★★☆☆) | 手で抜くと根が残る。雨上がりの土が柔らかい時にスコップで根ごと掘り起こす。 |
| 4 | イヌビエ | イネ科 | 全国。畑、庭、空き地、路傍 | 在来種 | 一年草。夏に大きく直立し、紫黒色の穂をつける。乾燥に強く、畑の作物に影を作って弱らせる。 | 6月〜8月 | 中(★★★☆☆) | 穂が出る前に株元を掴んで引き抜く。広範囲ならイネ科専用の除草剤(ナブ乳剤など)が特効。 |
| 5 | イヌホオズキ | ナス科 | 全国。畑、庭、空き地、日陰 | 外来種 | 一年草。黒い小さなトマトのような実をつける。植物全体にソラニン(有毒物質)を含むため危険。 | 6月〜8月 | 中(★★★☆☆) | 実が熟して落ちると翌年激増する。必ず緑の実のうちに、手袋を着用して根ごと引き抜く。 |
| 6 | エノコログサ | イネ科 | 全国。畑、空き地、庭 | 在来種 | 一年草。「ねこじゃらし」。畑の全面に群生しやすく、作物の初期成長を著しく阻害する。 | 6月〜8月 | 低(★★☆☆☆) | 根は深くないため、夏前の小さいうちにねじり鎌で削り取るか、イネ科用除草剤で一掃。 |
| 7 | オオイヌノフグリ | オオバコ科 | 全国。畑、道端、果樹園、庭 | 外来種 | 越年草。早春に青い花を咲かせる。畑の全面をブルーのマット状に覆い、春作物の邪魔をする。 | 12月〜2月 | 低(★☆☆☆☆) | 春に花が咲く前の冬の段階で、三角ホーを使って表土ごと削り取るのが最も楽。 |
| 8 | オオイヌタデ | タデ科 | 全国。畑、河川敷、空き地 | 在来種 | 一年草。草丈が1.5m以上になり、ピンクの長い穂が垂れ下がる。畑地を放置すると一瞬でジャングル化する。 | 5月〜7月 | 中(★★★☆☆) | 大型化すると手抜きは無理。初夏のまだ茎が柔らかいうちに刈り取るか、広葉用除草剤を撒く。 |
| 9 | オオジシバリ | キク科 | 全国。畑、庭、田んぼのあぜ | 在来種 | 多年草。ジシバリより葉が長く大型。畑の土壌を這うように走り、作物の根元に絡みつく。 | 4月〜6月 | 中(★★★☆☆) | 地下茎がちぎれやすいため手抜きは困難。見つけたら移行性の液状除草剤をスポット散布。 |
| 10 | オオニシキソウ | トウダイグサ科 | 全国。畑、果樹園、庭 | 外来種 | 一年草。コニシキソウより大型で直立する。傷つけると白い有毒の乳液を出し、かぶれの原因に。 | 7月〜9月 | 中(★★★☆☆) | 実(種)がつく前に、必ず手袋をして株元から引き抜く。畑のマルチの隙間から生えやすい。 |
| 11 | オオバコ | オオバコ科 | 全国。固い畑の通路、庭、玄関 | 在来種 | 多年草。踏みつけに異常に強く、トラクターが通る固い通路にへばりついて生き残る。 | 4月〜9月 | 中(★★★☆☆) | 土が固いため手作業は困難。雨上がりにマイナスドライバー等を差し込んでゴボウ根ごと抜く。 |
| 12 | オヒシバ | イネ科 | 全国。畑の通路、庭、空き地 | 在来種 | 一年草。非常に硬い茎と、がっちり張った強靭な根を持つ。引き抜こうとすると手が痛くなるレベル。 | 6月〜8月 | 中(★★★☆☆) | 株が大きくなると抜けない。小さいうちにねじり鎌を根元に突き刺してテコで抜く。 |
| 13 | カキドオシ | シソ科 | 全国。果樹園、日陰の畑、庭 | 在来種 | 多年草。つるが地面を這って無限に広がる。畑の隅や果樹の根元を覆い尽くす。ハーブ臭あり。 | 4月〜6月 | 中(★★★☆☆) | 茎の節から根が出る。熊手でつるをバリバリとかき起こしてから、根元を狙って引き抜く。 |
| 14 | カタバミ | カタバミ科 | 全国。畑、庭、鉢植え、芝生 | 在来種 | 多年草。黄色い花。実が熟すと触っただけで種を数メートル飛ばす。根が球根状で残る。 | 4月〜9月 | 中(★★★☆☆) | 実が破裂する前に、株元をピンセットやフォークで根ごと浮かせて静かに引き抜く。 |
| 15 | カナムグラ | アカネ科 | 全国。畑の周囲、果樹園、生垣 | 在来種 | 一年草(つる性)。茎全体に鋭い逆トゲがあり、触ると痛い。果樹や作物を覆い潰す。 | 5月〜7月 | 高(★★★★☆) | トゲが危険なため革手袋必須。つるが伸びて作物に絡む前の春先に根ごと抜くのがベスト。 |
| 16 | カラスノエンドウ | マメ科 | 全国。畑、庭、果樹園 | 在来種 | 越年草。春に小さなサヤ(豆)をつける。サヤが黒くなると爆発して種を遠方に飛ばす。 | 3月〜4月 | 低(★★☆☆☆) | 根は浅く抜きやすい。サヤが黒くなって種を撒き散らす前に、手でまとめてむしり取る。 |
| 17 | カラスムギ | イネ科 | 全国。麦畑、一般の畑、道端 | 外来種 | 一年草。オートミールの野生種。畑の作物の肥料を強烈に奪い、1m以上に育って大量の種を落とす。 | 4月〜6月 | 中(★★★☆☆) | 穂が出る(結実する)前に、株元から刈り取るか、手で引き抜いて処分する。 |
| 18 | ガガイモ | キョウチクトウ科 | 全国。畑、果樹園、フェンス | 在来種 | 多年草(つる性)。地下茎が異常に長く、スギナ並みの執念深さ。傷つけると白い有害乳液を出す。 | 6月〜8月 | 高(★★★★★) | 掘り起こすのは不可能。夏場に葉が茂っている時に「根まで枯らすグリホサート系」を散布。 |
| 19 | ギシギシ | タデ科 | 全国。畑、牧草地、果樹園 | 在来種 | 多年草。巨大な大根のような根が地中深く伸びる。上部を刈っても根から無限に再生。 | 4月〜6月 | 高(★★★★☆) | 巨大化すると不抜。小さいうちに「根まで枯らす移行性除草剤」をピンポイントで塗布。 |
| 20 | ササグマ(ササクサ) | イネ科 | 本州以南。日陰の畑、果樹園 | 在来種 | 多年草。笹のような葉を持つイネ科。秋に衣服にチクチクくっつく嫌な実(ひっつき虫)をつける。 | 7月〜9月 | 中(★★★☆☆) | 実ができる秋までに、株元にイネ科用除草剤を撒くか、スコップで株ごと掘り起こす。 |
| 21 | シロザ | ヒユ科 | 全国。畑、空き地、庭 | 在来種 | 一年草。アカザの緑葉タイプ。畑の王道雑草で、放置すると茎が「杖」にできるほど太く硬くなる。 | 5月〜7月 | 低(★★☆☆☆) | 茎が硬くなる前の、草丈20cm以下の柔らかいうちに手で引き抜けば簡単に処理できる。 |
| 22 | シロツメクサ | マメ科 | 全国。果樹園、畑の通路、庭 | 外来種 | 多年草。クローバー。グランドカバーにもなるが、畑に入り込むと作物のスペースを奪う。 | 4月〜6月 | 低(★★☆☆☆) | ランナー(匍匐茎)を熊手で引っ掛けて浮かせ、繋がっている根元ごと一気に引き抜く。 |
| 23 | スギナ | トクサ科 | 全国。畑地全般、果樹園、庭 | 在来種 | 多年草。「地獄草」。ちぎれた地下茎から再生。作物の根元にびっしり生えて肥料を奪う。 | 5月〜6月 | 高(★★★★★) | 手抜きは逆効果。作物のない時期や隙間を狙い、移行性除草剤(スギナ特効のあるもの)を散布。 |
| 24 | スズメノカタビラ | イネ科 | 全国。畑、ビニールハウス内、庭 | 在来種 | 一年草。冬でも枯れず、年中発芽する。ハウスの中で爆発的に増え、病害虫の温床になる。 | 11月〜2月 | 中(★★★☆☆) | 穂(種)が出る前の冬〜早春に、三角ホーでこまめに表土ごと削り取って発芽を抑える。 |
| 25 | スベリヒユ | スベリヒユ科 | 全国。畑、果樹園、日当たり地 | 在来種 | 一年草。肉厚の茎。乾燥に異常に強く、抜いて畑の土の上に置いておくとそこから根を出して生き返る。 | 7月〜9月 | 中(★★★☆☆) | 抜いた株は絶対に土に放置せず、必ずバケツ等に回収して完全に乾燥させるか処分する。 |
| 26 | セイタカアワダチソウ | キク科 | 全国。休耕田、畑の周囲、空き地 | 外来種 | 多年草。アレロパシー物質で周囲の作物を弱らせる。根が木のように硬い塊になる。 | 5月〜6月 | 中(★★★☆☆) | 草丈が低く、茎がまだ柔らかい初夏のうちに根ごと引き抜くのが最も体力を消費しない。 |
| 27 | タイワンツナソ | シナノキ科 | 本州以南。畑、農地周辺 | 外来種 | 一年草。別名モロヘイヤ(野生化したもの)。非常に強健で1.5mになり、種子に強烈な毒(強心糖体)がある。 | 7月〜9月 | 高(★★★★☆) | 家畜やペットが食べると危険。黄色い花が咲いてサヤ(種)ができる前に必ず根こそぎ抜く。 |
| 28 | タカサブロウ | キク科 | 全国。湿った畑、果樹園、畦 | 在来種 | 一年草。湿り気のある畑を好む。茎が太く育ち、作物の受光を著しく妨げる。 | 6月〜8月 | 低(★★☆☆☆) | 根は浅いため引き抜きは容易。花が咲いて種が飛び散る前にまとめて手で引き抜く。 |
| 29 | タデ(イヌタデ) | タデ科 | 全国。畑、庭、道端 | 在来種 | 一年草。「赤まんま」。畑の全面にびっしり生えやすい。根は浅いが、種が数年間土中で生きる。 | 6月〜9月 | 低(★★☆☆☆) | 穂が赤く色づく(種ができる)前に、三角ホーやカルチベーター(中耕機)で一気に中耕除草。 |
| 30 | タンポポ | キク科 | 全国。畑、果樹園、庭 | 混在 | 多年草。長いゴボウ根を持つ。果樹園のマルチの隙間や株元に居座り、手で抜くと必ずちぎれて再生。 | 3月〜5月 | 中(★★★☆☆) | 雑草抜き専用の細長い器具を深く刺し、根を途中で切らないようにまっすぐ引き抜く。 |
| 31 | チガヤ | イネ科 | 全国。畑の縁、果樹園、空き地 | 在来種 | 多年草。尖った地下茎が畑のマルチや防草シートを貫通する。一度入ると根絶最難関。 | 5月〜7月 | 高(★★★★★) | 耕起すると根がバラバラになって増える。夏に葉が茂った段階で移行性除草剤をしっかり撒く。 |
| 32 | チチコグサ | キク科 | 全国。畑、庭、空き地 | 在来種 | 多年草。表面に白い毛。地面にべったり張り付くロゼット状のため、草刈機の刃が届かない。 | 4月〜6月 | 低(★★☆☆☆) | 根元にねじり鎌を滑らせ、地面ごとスライスするように株元をカットして引き抜く。 |
| 33 | ツユクサ | ツユクサ科 | 全国。畑地全般、果樹園、庭 | 在来種 | 一年草。ちぎれた節から根を出して無限に生き返るため、トラクターでロータリーをかけると逆に増える。 | 6月〜8月 | 中(★★★☆☆) | 草刈機や耕起での処理は厳禁。手で丁寧に抜いて畑の外に持ち出すか、接触型の除草剤で枯らす。 |
| 34 | ドクダミ | ドクダミ科 | 全国。果樹園、日陰の畑、庭の隅 | 在来種 | 多年草。強烈な臭気。畑の日陰部分に地下茎でびっしり広がり、作物のスペースを奪う。 | 5月〜7月 | 高(★★★★☆) | 手抜きはちぎれて残る。作物の根を傷つけないよう注意しながら、根まで枯らす除草剤をスポット散布。 |
| 35 | ナガミヒナゲシ | ケシ科 | 全国。畑の周辺、道端、庭 | 外来種 | 一年草。オレンジの花。1株から16万粒の種を落とし、畑の周囲から内部へ怒涛の勢いで侵入する。 | 4月〜5月 | 高(★★★★☆) | 実が茶色くなって穴が開く前に、必ず手袋をして株ごと引き抜き、ビニール袋に密閉して処分。 |
| 36 | ナズナ | アブラナ科 | 全国。畑、果樹園、庭 | 在来種 | 越年草。「ぺんぺん草」。春一番に畑一面に生える。根は浅いが、アブラナ科の病害虫(アブラムシ等)を呼ぶ。 | 2月〜4月 | 低(★☆☆☆☆) | 春作物の植え付け前に、三角ホーなどでガリガリと表土を削り取って一網打尽にする。 |
| 37 | ニワホコリ | イネ科 | 全国。畑、通路、コンクリート隙間 | 在来種 | 一年草。非常に細かく埃のように密集して生える。小さいため見落としやすいが、大量の種を残す。 | 6月〜9月 | 低(★★☆☆☆) | 非常にひ弱な草。大きくなる前に畑の表面をクワやホーで浅く耕すだけで簡単に消滅する。 |
| 38 | ノゲシ | キク科 | 全国。畑、果樹園、庭 | 外来種 | 一年草または二年草。ギザギザの葉。茎が中空で太く育ち、畑の中で作物の日当たりを遮る。 | 4月〜6月 | 低(★★☆☆☆) | 大きくなると抜くのが大変。春先、まだ地面にへばりついているロゼット期に真上に引き抜く。 |
| 39 | ノミノフスマ | ナデシコ科 | 全国。畑、水田跡の畑、湿った庭 | 在来種 | 一年草。ハコベの仲間で極小。畑の表面を完全に覆う緑のマットになり、種の寿命が長い。 | 3月〜5月 | 低(★★☆☆☆) | 茎が細く千切れやすい。春先、大きくなる前に耕運機で反転させるか、三角ホーで削る。 |
| 40 | ハキダメギク | キク科 | 全国。畑、ビニールハウス、庭 | 外来種 | 一年草。発芽から種ができるまでが異常に早く、夏の間に何世代も交代して畑を占拠する。 | 5月〜10月 | 中(★★★☆☆) | サイクルが早いため「見つけたら小さいうちに抜く」を徹底。根が浅いので手抜きは楽。 |
| 41 | ハコベ | ナデシコ科 | 全国。畑、果樹園、庭 | 在来種 | 越年草。柔らかい茎が広がる。冬の間に畑の栄養を吸ってマット状になり、春作物の邪魔をする。 | 2月〜4月 | 低(★★☆☆☆) | 密集するため手抜きは面倒。春の耕起(耕運機)で土中に巻き込むか、ホーで削り取る。 |
| 42 | ハハマスゲ(紫ハマスゲ) | カヤツリグサ科 | 主に南西諸島。畑、サトウキビ畑 | 外来種 | 多年草。ハマスゲより大型でさらに凶悪。地中の連鎖するイモ(塊茎)から再生し、作物を全滅させる。 | 6月〜8月 | 高(★★★★★) | 沖縄などの最強難防除雑草。手抜き厳禁。畑を開けた時期に専用の移行性除草剤を連用する。 |
| 43 | ハマスゲ | カヤツリグサ科 | 本州以南。畑地全般、庭、砂地 | 在来種 | 多年草。地中の硬いイモから無限に再生。マルチシートすら突き破って生えてくる畑の天敵。 | 6月〜8月 | 高(★★★★★) | 手で抜くとイモが残り必ず増える。カヤツリグサ科に効果のある専門除草剤を夏までに散布。 |
| 44 | ハルジオン | キク科 | 全国。畑、果樹園、空き地 | 外来種 | 多年草。春にピンクがかった糸状の花。根が強く、畑の畝(うね)の横などに居座る。 | 4月〜5月 | 中(★★★☆☆) | 茎がポキポキ折れて根が残りやすい。スコップを使い、根元を浮かせてから引き抜く。 |
| 45 | ヒメクグ | カヤツリグサ科 | 本州以南。湿った畑、芝生、庭 | 在来種 | 多年草。金平糖のような形の穂。地下茎が網の目のように走り、手で抜くと必ずちぎれて再生。 | 6月〜8月 | 高(★★★★☆) | カヤツリグサ科用の除草剤を使うか、発生エリアの土を深めに掘り起こして根を乾燥させる。 |
| 46 | ヒメジョオン | キク科 | 全国。畑、空き地、果樹園 | 外来種 | 一年草。ハルジオンに似るが夏に満開になる。1株から数万粒の種を飛ばし、畑一面を埋め尽くす。 | 5月〜7月 | 中(★★★☆☆) | 白い花が咲いた瞬間が抜きどき(種になる前)。株元を掴んでまっすぐ上に引き抜く。 |
| 47 | ヒメムカシヨモギ | キク科 | 全国。畑、果樹園、道路脇 | 外来種 | 一年草。2m近く直立する。茎が木のように硬くなり、トラクターのロータリーに絡まるため超危険。 | 5月〜7月 | 中(★★★☆☆) | 巨大化すると手が付けられない。春の段階(草丈30cm以下)で見つけ次第引き抜く。 |
| 48 | ヒルガオ | ヒルガオ科 | 全国。畑、果樹園、生垣、庭 | 在来種 | 多年草(つる性)。ピンクの花。地下茎がゴボウのように深く、耕運機で切るとその破片すべてから発芽して地獄化する。 | 6月〜8月 | 高(★★★★★) | 耕起による根の切断は絶対厳禁。夏に葉が茂っているタイミングで、移行性除草剤を丁寧に散布。 |
| 49 | ブタクサ | キク科 | 全国。畑の周囲、果樹園、道端 | 外来種 | 一年草。夏雑草。秋に地味な黄色い花を咲かせ、猛烈な花粉を飛散させる。農作業の天敵。 | 6月〜7月 | 中(★★★☆☆) | 花粉が飛ぶとアレルギーの危険があるため、夏の小さいうちに手袋をして根ごと引き抜く。 |
| 50 | ホトケノザ | シソ科 | 全国。畑地全般、果樹園、道端 | 在来種 | 越年草。春にピンクの花が咲く。畑を覆い尽くして春作物の地温上昇を妨げる。 | 11月〜2月 | 低(★★☆☆☆) | 根は浅い。春に花が咲く前(冬の間)に、三角ホーで表土ごとカリカリと削り取る。 |
| 51 | マルバツユクサ | ツユクサ科 | 本州以南。畑、果樹園、茶園 | 外来種 | 一年草(最重要強害雑草)。**地中にも花(閉鎖花)を咲かせ、地上で刈っても地中で種を増やして大繁殖する。**一般的な除草剤(グリホサート系)が効きにくい。 | 6月〜8月 | 高(★★★★★) | 畑地雑草で最も警戒すべき一頭。刈るだけでは地中で増える。グルホシネート系(ザクサ等)の除草剤を丁寧に散布するか、完全に手抜きして畑外へ搬出。 |
| 52 | マルバアサガオ | ヒルガオ科 | 全国。畑、果樹園、フェンス | 外来種 | 一年草(つる性)。アサガオが野生化したもの。作物のネットや果樹の枝に高速で巻き付き、締め付けて弱らせる。 | 7月〜9月 | 高(★★★★☆) | つるが絡みつくと処理が困難。梅雨時期のつるが伸び始める前に、株元を見つけて引き抜く。 |
| 53 | ミチヤナギ | タデ科 | 全国。畑の通路、固い土、庭 | 在来種 | 一年草。針金のような硬い茎が地面を這う。踏まれてもビクともせず、草刈機が使えない。 | 5月〜8月 | 中(★★★☆☆) | 根元にねじり鎌を突き刺し、ゴボウ根ごと引き抜く。小さいうちならホーで削れる。 |
| 54 | ミミナグサ | ナデシコ科 | 全国。畑、果樹園、庭 | 在来種 | 越年草。ハコベに似るが葉が毛深い。畑の隙間を埋め尽くし、作物の初期肥料を奪う。 | 3月〜5月 | 低(★★☆☆☆) | 根は一本で浅い。春先、花が咲いて種をばら撒く前に、株元をつかんでスポッと引き抜く。 |
| 55 | メヒシバ | イネ科 | 全国。畑地全般、果樹園、庭 | 在来種 | 一年草。「畑の夏雑草の帝王」。這うように広がり、節から発根して畑を完全に占拠する。 | 6月〜7月 | 中(★★★☆☆) | 7月の穂が出る前に抜くか刈る。翌春の発生防止に3〜4月に畑用の「土壌処理剤」を撒く。 |
| 56 | ヤエムグラ | アカネ科 | 全国。畑の隅、果樹園、生垣 | 在来種 | 一年草。逆トゲがあり、衣服や作物にベタベタと絡みつく。冬に育ち、春に畑を埋め尽くす。 | 3月〜5月 | 低(★★☆☆☆) | トゲがチクチクするため手袋必須。春の小さいうちに、塊ごとバリバリと手でむしり取る。 |
| 57 | ヤブガラシ | ブドウ科 | 全国。畑、果樹園、生垣、フェンス | 在来種 | 多年草(つる性)。「貧乏葛」。作物を覆い尽くして光合成を阻害。ちぎれた地下茎から再生。 | 5月〜8月 | 高(★★★★★) | 畑の中では引き抜くと作物を傷める。株元の茎をカットし、切り口に除草剤原液を塗る。 |
| 58 | ヨモギ | キク科 | 全国。畑の周囲、果樹園、空き地 | 在来種 | 多年草。強烈な地下茎で畑の横からどんどん内部へ侵入してくる。刈ってもすぐ生える。 | 4月〜6月 | 高(★★★★☆) | 地下茎をトラクターで切ると増える。春〜初夏の成長期に「根まで枯らす除草剤」を散布。 |
| 59 | ワルナスビ | ナスビ科 | 全国。畑、果樹園、牧草地 | 外来種 | 多年草。最悪のナス科雑草。茎や葉裏に鋭いトゲがあり、家畜が食べると死亡する毒性あり。根の破片から再生。 | 6月〜8月 | 高(★★★★★) | トゲが貫通するため普通の軍手は厳禁。手抜きは根が残るため、夏に移行性除草剤で根絶する。 |
| 60 | イチビ | アオイ科 | 全国。畑、飼料畑、空き地 | 外来種 | 一年草。1.5m以上になり、ベルベットのような葉と独特の実をつける。種子が土中で50年間生きる超強害雑草。 | 7月〜9月 | 高(★★★★★) | 種ができると半世紀にわたり畑を苦しめる。花が咲いたら絶対に種を作らせず、根ごと抜いて焼却処分。 |
| 61 | アメリカツノクサネム | マメ科 | 本州以南。畑、転換畑、空き地 | 外来種 | 一年草。オジギソウに似た葉で2m以上に巨大化。大豆畑等に混入すると収穫が不可能になる。 | 7月〜9月 | 高(★★★★★) | 大型化すると木のように硬くなる。草丈が低いうちにマメ科に効く畑用除草剤を使うか手抜き。 |
| 62 | アレチウリ | ウリ科 | 全国。畑周辺、果樹園、河川敷 | 外来種 | 一年草(特定外来生物)。数キロにわたりつるを伸ばし、トゲだらけの実をつける。畑全体を窒息させる。 | 6月〜8月 | 高(★★★★★) | 特定外来生物のため移動厳禁。つるが広がる前の、6月頃の小さいうちに根ごと引き抜いて現地で枯らす。 |
| 63 | ホナガアオビユ | ヒユ科 | 全国。畑、果樹園、道端 | 外来種 | 一年草。アオビユに似るが穂が非常に長い。除草剤(ALS阻害剤など)への抵抗性を持ちやすく、畑で激増中。 | 6月〜8月 | 高(★★★★☆) | 除草剤が効きにくい個体が多いため、他の系統の除草剤(ザクサ等)を使うか、小さいうちに手作業で抜く。 |
| 64 | ハリビユ | ヒユ科 | 本州以南。畑、果樹園、空き地 | 外来種 | 一年草。葉の付け根に鋭いトゲが2本あり、不用意に触ると怪我をする。畑の厄介者。 | 6月〜8月 | 高(★★★★☆) | トゲが非常に危険。必ず厚手の革手袋を着用し、草刈機で刈るか、小さいうちに鍬で根ごと削り取る。 |
| 65 | オオオナモミ | キク科 | 全国。畑、果樹園、河川敷 | 外来種 | 一年草。ラグビーボール型の大きなトゲだらけの実(ひっつき虫)をつける。畑の作物に影を作る大型草。 | 7月〜9月 | 中(★★★☆☆) | 実が熟して茶色くなる前に、株ごと引き抜いて可燃ゴミへ。作業時は実が服につかないよう注意。 |
| 66 | ショウジョウソウ | トウダイグサ科 | 本州以南。畑、果樹園、庭 | 外来種 | 一年草。サマーポインセチア。葉の一部が赤くなる。見た目は綺麗だが繁殖力が強く、畑を占拠する。有毒乳液。 | 7月〜9月 | 中(★★★☆☆) | 種が弾けて広がる。花が咲いて葉が赤くなり始めたら、種ができる前に手袋をして根ごと抜く。 |
| 67 | コゴメガラシ | アブラナ科 | 全国。畑、果樹園、道端 | 外来種 | 一年草。ナズナを小さくしたような草。1株から大量の極小の種をばら撒き、畑の畝を埋め尽くす。 | 4月〜6月 | 低(★★☆☆☆) | 根は浅い。春先、白い極小の花が咲いている段階で、クワやホーを使って一気に畑の表面を耕す。 |
| 68 | キレハノゲシ | キク科 | 全国。畑、果樹園、空き地 | 外来種 | 一年草。ノゲシの葉の切れ込みがさらに鋭く尖ったタイプ。性質は非常にタフで、畑の肥料を強烈に吸う。 | 4月〜6月 | 低(★★☆☆☆) | ノゲシ同様、茎が硬くなる前のロゼット期(春先)に、根元からスコップ等で浮かせて抜く。 |
| 69 | ウサギトウワタ | キョウチクトウ科 | 主に南西諸島。畑、果樹園 | 外来種 | 多年草。細いつるを伸ばし、風で飛ぶ綿毛の種をつける。地中に強靭な根を張り、刈っても再生。 | 6月〜8月 | 高(★★★★☆) | 沖縄などのマニアック強害雑草。綿毛が飛ぶと広範囲に広がるため、夏前に移行性除草剤で根ごと枯らす。 |
| 70 | シロバナヨウシュチョウセンアサガオ | ナス科 | 全国。畑、果樹園、空き地 | 外来種 | 一年草。大きな白い花と、トゲだらけの実をつける。**植物全体が猛毒(アトロピン等)**で、誤食すると命に関わる。 | 7月〜9月 | 高(★★★★☆) | 畑の作物(特に根菜類など)の近くにあると危険。必ずマスクと手袋を着用し、実ができる前に根ごと抜いて処分。 |