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雑草データのまとめ 非耕作地雑草(全23種)Rice_Field_Weeds 畑地雑草(全70種)Rice_Field_Weeds1 水田雑草(全39種)Rice_Field_Weeds2
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#property 名前 科名 分布・主な発生場所 在来 / 外来 主な生態・特徴 対処月(最も効果的) 発生レベル(難易度) 効率的な対処法(ピンポイント対策)
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1 アゼトウガラシ アゼナ科 全国。水田、畦、湿地 在来種 一年草。トゲのある実が唐辛子に似る。水田の減水期や畦に密集して生え、稲の根元を覆う。 6月〜8月 低(★★☆☆☆) 根は浅いため手抜きは容易だが数が多い。初期のうちに水田用中後期除草剤で処理。
2 アゼナ アゼナ科 全国。水田、溝、湿った畑 在来種 一年草。水田雑草の代表格。肥料を吸収して急速に広がり、稲の初期成長を妨げる。 5月〜7月 中(★★★☆☆) 一発処理除草剤がよく効くが、抵抗性(SU抵抗性)を持つ個体には専用成分(スルホニルウレア系以外)を。
3 アメリカアゼナ アゼナ科 全国。水田、畦、湿地 外来種 一年草。アゼナより葉のギザギザが鋭い。除草剤への抵抗性を持ちやすく、近年水田で増加中。 5月〜7月 高(★★★★☆) SU抵抗性アゼナ類に有効な成分(ブロモブチドやピラゾレート等)を含む初期・一発剤を適期に散布。
4 イボクサ ツユクサ科 全国。水田の畦、水面、湿地 在来種 一年草。茎が水面を這って伸び、節から発根して大きなマット状になる。稲に絡みつく。 6月〜8月 高(★★★★☆) 茎がちぎれるとそこから再生するため手抜きは不向き。畦からの侵入を防ぐため、畦際へのクリンチャー等の散布が有効。
5 イヌホタルイ カヤツリグサ科 全国。水田、湿地、沼地 在来種 多年草。茎が針状に直立し、塊になって生える。SU抵抗性を持つものが多く、水田の難防除雑草。 5月〜7月 高(★★★★★) 塊茎(地中のイモ)から何度も生える。抵抗性対応の一発処理剤や、中後期剤(ベンタゾン等)を確実に散布。
6 ウリカワ オモダカ科 全国。水田、水路、湿地 在来種 多年草。葉が細いヘラ状で、地中にランナー(匍匐茎)を伸ばして爆発的に広がる。 5月〜7月 中(★★★☆☆) 地中のランナーにより群生する。発生初期(稲の移植後15〜25日頃)の一発処理剤での防除が最も効果的。
7 オオアブノメ オオバコ科 全国。水田、泥質の湿地 在来種 一年草。太い茎が直立し、丸い実をつける。水田の初期から中期にかけて発生し、稲の光を遮る。 5月〜7月 低(★★☆☆☆) 通常の水田用一発処理除草剤で簡単に防除できるため、タイミングを逃さないことが重要。
8 オモダカ オモダカ科 全国。水田、湿地 在来種 多年草。矢じり型の大きな葉が特徴。地中深く(20cm以上)に塊茎を作るため、極めて根絶が難しい。 6月〜8月 高(★★★★★) 深いイモから長期間にわたってダラダラ発生する。初期剤だけでなく、中後期用の個別処理剤を複数回使う。
9 カヤツリグサ カヤツリグサ科 全国。水田、湿った畑、庭 在来種 一年草。茎の断面が三角形。水田の畦や、水がひいた後の田面に密集して大量の種を落とす。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 根は浅いため引き抜けるが、数が膨大。代かきを丁寧に行い、初期の除草剤で発芽を抑える。
10 キカシグサ ミソハギ科 全国。水田、湿地、溝 在来種 一年草。小さな紅色の花が咲く。水田一面に赤い絨毯のように広がり、稲の初期の肥料を奪う。 5月〜7月 中(★★★☆☆) 通常の一発処理剤で枯れるが、タイミングが遅れると効きにくい。梅雨時期の成長前に叩く。
11 クログワイ カヤツリグサ科 全国。水田、湿地 在来種 多年草。水田最凶の難防除雑草。地中深く(30cm以上)に硬いイモを無数に作り、数年間にわたり発生する。 6月〜8月 高(★★★★★) 手抜きは100%不可能。秋の耕起でイモを寒さに晒して殺すか、専用の中後期剤(プロパニル、ベンタゾン等)を連用。
12 コウキヤガラ カヤツリグサ科 全国。水田、河口域、湿地 在来種 多年草。草丈が1m近くになり、三角の茎と鋭い葉を持つ。海岸近くの水田で特に猛威を振るう。 6月〜8月 高(★★★★★) クログワイ同様、地中の塊茎が強靭。発生を見たらすぐにカヤツリグサ科に強い後期専用剤をスポット散布。
13 コナギ ミズアオイ科 全国。水田、湿地 在来種 一年草。古くからの「水田の王様」。青い花が咲く。驚異的な繁殖力で水田を埋め尽くし、稲を全滅させる。 5月〜7月 高(★★★★★) 抵抗性(SU抵抗性)が全国で蔓延。プレチラクロールやピラゾレートなど、コナギに特効のある成分が入った除草剤を選ぶ。
14 サジオモダカ オモダカ科 全国。水田、湿地、溝 在来種 多年草。スプーン(匙)型の葉を持つ。オモダカ同様、地中の塊茎から再生するためしぶとい。 6月〜8月 高(★★★★☆) オモダカに準ずる。初期の一発剤ののち、葉が大きく広がる前に中期〜後期剤で塊茎までダメージを与える。
15 シズイ カヤツリグサ科 全国。水田、湿地、池の縁 在来種 多年草。ホタルイに似るが、茎の途中に節がある。地下茎が横に走り、水田の区画を越えて広がる。 6月〜8月 高(★★★★☆) 発生エリアが固まる傾向があるため、見つけ次第その周辺にカヤツリグサ科用の中後期剤を念入りに撒く。
16 シャジクモ シャジクモ科 全国。水田、池、沼 在来種(藻類) 藻類。植物に見えるが車軸藻類。水田の底を緑色の絨毯のように覆い、水温の上昇を妨げ、稲の根張りを悪くする。 5月〜6月 中(★★★☆☆) モ類に効果のある水田除草剤(モゲトンなど黄色い成分の入ったもの)を、代かき後〜初期に散布する。
17 スズメノテッポウ イネ科 全国。水田(裏作)、畑、畦 在来種 一年草。冬の間に水田の表面で育ち、春の田植え前に一面を緑にする。稲の初期成長の邪魔になる。 3月〜5月 低(★★☆☆☆) 田植え前の「代かき」で土中に埋め込めばほぼ死滅する。畦に残ったものは手作業や非選択性除草剤で処理。
18 スズメノヒエ イネ科 全国。水田の畦、湿った畑、庭 在来種 多年草。太い根茎を持ち、畦の土を固める役割もあるが、田んぼの中に侵入すると大きな株になって稲を圧迫する。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 畦から田んぼへ伸びてくるため、畦の草刈りを徹底するか、株元にイネ科用除草剤をスポット散布。
19 セリ セリ科 全国。水田、水路、湿地、畦 在来種 多年草。春の七草。ランナーを四方に伸ばして爆発的に広がる。水田内では強烈な雑草に変貌する。 4月〜6月 高(★★★★☆) 地下茎が残ると無限に生える。田植え前の耕起で根を切り刻み、発生後は広葉用に強い水田除草剤で抑える。
20 タイヌビエ イネ科 全国。水田、水路 在来種 一年草。稲に最も化けるのが上手い雑草。見た目が稲そっくりで、成長すると稲より高く育ち、米の収量を激減させる。 5月〜7月 高(★★★★★) 稲との見分けが初期は不可能。代かき後の「初期剤」または「一発処理剤」で芽のうちに100%枯らすのが鉄則。
21 タカサブロウ キク科 全国。水田の畦、水田内、湿地 在来種 一年草。白い小さなキクのような花が咲く。水田の周辺や内部に生え、茎が太く育って稲の収穫(コンバイン)の邪魔になる。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 根は浅いので手抜き可能。水田内では一発処理剤で簡単に防除できる。畦のものは花が咲く前に刈る。
22 タガラシ アブラナ科 全国。水田、湿った畑、溝 在来種 一年草。春に黄色い光沢のある花が咲く。汁液に有毒成分を含み、肌に触れるとかぶれる。種が水で運ばれる。 4月〜6月 低(★★☆☆☆) 田植え前の耕起・代かきでほとんど処理できるが、春先に大量発生した場合は触らないよう手袋をして処理。
23 タニワタリ カヤツリグサ科 全国。水田、河川敷、湿地 在来種 多年草。別名ミズガヤツリに近い仲間。湿地を好み、水田の泥の中で地下茎を伸ばして群生する。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 通常のカヤツリグサ科に効く水田除草剤(一発処理剤)で防除可能。大きくなる前に処理する。
24 チョウジタデ タデ科 全国。水田、湿地、溝 在来種 一年草。茎が赤っぽく直立し、黄色い花が咲く。水田の中期以降に大きく育ち、稲の収穫作業を妨害する。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 水田用の一発処理剤や中後期剤(広葉用)がよく効く。大きくなった株はコンバインに絡む前に手で抜く。
25 ナガボノウルシ カヤツリグサ科 全国。水田、湿地 在来種 多年草。ホタルイの仲間。長い穂をつける。水田の泥の中に深く根を張り、刈っても再生する。 6月〜8月 高(★★★★☆) ホタルイ類に準ずる。SU抵抗性を持っている可能性が高いため、抵抗性対応の一発剤や中期剤で叩く。
26 ナミキソウ シソ科 全国。海岸近くの水田、湿地 在来種 多年草。青紫の花が美しく咲くが、水田の畦や湿地では地下茎を伸ばして群生し、厄介な草になる。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 根が繋がっているため、見つけたら周辺の土ごと掘り起こして抜くか、非選択性除草剤をスポット散布。
27 ヌマトラノオ サクラソウ科 全国。水田の縁、湿地、休耕田 在来種 多年草。白い虎の尾のような穂をつける。休耕田や水田の縁に地下茎で広がり、一面を占拠する。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 地下茎を掘り起こすのは大変なため、草刈りを繰り返して弱らせるか、非選択性除草剤を梅雨時期に散布。
28 ハイヌメリ イネ科 本州以南。水田、湿地、畦 在来種 多年草。茎が地面や水面を「這い」、ぬめり気がある。非常にちぎれやすく、草刈機でバラバラにすると増殖する。 6月〜8月 高(★★★★☆) 刈り取りは厳禁。水田内であればイネ科に効く中期剤(クリンチャー等)を這い広がる前に散布する。
29 ハリイ カヤツリグサ科 全国。水田、湿地、泥地 在来種 一年草または多年草。針のような極細の茎が密集してツンツン生える。水田の初期に稲の根元を埋め尽くす。 5月〜7月 中(★★★☆☆) 非常に細いが密集度が高い。代かきを均一に行い、初期の段階で一発処理剤を効かせれば容易に防除できる。
30 ヒエ(野生種) イネ科 全国。水田、水路 在来種 一年草。タイヌビエやイヌビエなど、水田で稲の栄養をすべて奪い取る最重要警戒雑草。 5月〜7月 高(★★★★★) 稲と区別がつかないため、発芽直後(田植え直後〜2週間以内)にヒエ特効成分のある除草剤を散布。
31 ヒメタイヌビエ イネ科 全国。水田、湿地 在来種 一年草。タイヌビエより全体的に小型だが、性質は同じく凶悪。稲に混ざって急成長する。 5月〜7月 高(★★★★★) タイヌビエと同様、小さいうちに一発処理剤で処理。大きくなったものは秋に種を落とす前に手で抜く。
32 ヒルムシロ ヒルムシロ科 全国。水田、池、水路 在来種 多年草。水面に楕円形の葉を浮かべる(浮葉植物)。水田一面を覆うと水温が上がらず、稲が育たなくなる。 5月〜7月 高(★★★★☆) 地中の鱗茎(球根)で越冬する。水面を覆う前に、ヒルムシロに効果のある一発処理除草剤を散布する。
33 ホタルイ カヤツリグサ科 全国。水田、湿地 在来種 一年草。蛍がとまるような形の花が茎の横につく。種子の数が異常に多く、水田のSU抵抗性雑草の筆頭。 5月〜7月 高(★★★★★) 抵抗性個体(SU剤が効かないもの)が多いため、必ず「ホタルイ・コナギ抵抗性対応」と書かれた除草剤を使う。
34 ミズガヤツリ カヤツリグサ科 全国。水田、湿地 在来種 多年草。クログワイと並ぶ強害雑草。地中に長いランナーを伸ばし、その先端に塊茎を作って無限に増殖する。 6月〜8月 高(★★★★★) 塊茎が浅いところにあるためダラダラ発生する。中期・後期に有効なカヤツリグサ科専用剤で追い打ちをかける。
35 ミズハコベ ミズハコベ科 全国。水田、浅い水路、池 在来種 一年草。水中に生え、水面に小さな可愛い葉を浮かべる。大量に繁殖すると稲の根張りを阻害する。 5月〜6月 低(★★☆☆☆) 通常の水田初期剤や一発処理剤で簡単に枯れる。代かきが不均一で水深が浅すぎる場所に残りやすい。
36 ミズワラビ ミズワラビ科 全国。水田、湿地(水生シダ) 在来種 一年草(シダ植物)。水田の中にワラビのような形の葉を広げる。近年少なくなったが、有機栽培田などで大発生する。 6月〜8月 中(★★★☆☆) シダ植物のため、一般的な除草剤が効きにくい場合がある。見つけたら大きくなる前に手で抜き取る。
37 ミゾハコベ ミゾハコベ科 全国。水田、溝、湿地 在来種 一年草。水田の底を這うように広がる極小の草。稲への実害は比較的少ないが、高密度になると肥料を奪う。 5月〜7月 低(★☆☆☆☆) 非常にひ弱な雑草なので、一般的な水田除草剤を使用していれば発生を完全に抑えられる。
38 ヤナギタデ タデ科 全国。水田、水路、湿地 在来種 一年草。刺身のつま(本たで)の野生種で葉が辛い。水田内で大きく直立し、稲の株を押し退けて育つ。 6月〜8月 中(★★★☆☆) 根は浅い。水田内の一発処理剤(広葉用成分入り)で容易に枯れる。大きくなったものは手抜き。
39 ワサビ アブラナ科 全国。山間の水田(棚田)、水路 在来種 多年草。高級食材だが、山間地の湧き水を利用する水田では、ちぎれた根や種が流入して強烈な雑草化することがある。 4月〜6月 中(★★★☆☆) 畑や通常の水田では育たないが、棚田では厄介。除草剤が効きにくいため、見つけたら根ごとスコップで掘り起こす。
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