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ai_chatgpt3.5_001 | 秋の田んぼのかりほの庵の屋根の藁が荒れている。私の袖手は露に濡れている。 | 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ | 1 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_001 |
ai_chatgpt3.5_002 | 春が過ぎ夏が来ると、白い衣を着て天の香具山に登って行く。 | 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 | 2 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_002 |
ai_chatgpt3.5_003 | 足引山にいる鳥の尾の長いしだり尾が、長々と夜をひとりきりで寝ている。 | 足引きの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし 夜をひとりかもねむ | 3 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_003 |
ai_chatgpt3.5_004 | 田子の浦から出て見ると、白い富士山の高い峰に雪が降っている。 | 田子の浦に 打出でてみれば 白妙の ふじの高嶺に 雪は降りつつ | 4 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_004 |
ai_chatgpt3.5_005 | 奥山で紅葉を踏み分けながら鳴く鹿の声を聞くと、秋の寂しさを感じる。 | 奥山に 紅葉ふみ分け なく鹿の 聲きく時ぞ 秋は悲しき | 5 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_005 |
ai_chatgpt3.5_006 | 笠杖川を渡る橋に、おく霜が白く広がっているのを見ると、夜がふける時だ。 | かさゝぎの 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける | 6 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_006 |
ai_chatgpt3.5_007 | 天の原を振り返って見れば、春日の三笠山に昇る月が見えるかもしれない。 | 天の原 ふりさけ見れば 春日なる みかさの山に 出でし月かも | 7 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_007 |
ai_chatgpt3.5_008 | 私の住む庵は、都の立見と同じく立ち並ぶもので、人々はそれを海に浮かぶ山と称する。 | わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり | 8 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_008 |
ai_chatgpt3.5_009 | 花の色も移り変わってしまった。ただ無駄に過ごした私の人生に、眺めていた景色が降り注いでいる。 | 花の色は 移りにけりな 徒に 我が身世にふる ながめせしまに | 9 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_009 |
ai_chatgpt3.5_010 | ここでもあちらでも、行くことも帰ることも、別れてしまえば、知るも知らぬも、逢坂の関(別れの関所)だ。 | これや此の 行くも帰るも 別かれては 知るも知らぬも 逢坂の関 | 10 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_010 |
ai_chatgpt3.5_011 | わたの原を八十の島々を渡って、漕ぎ出たことを人に伝えておくれ。あまの釣り舟よ。 | わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人にはつげよ あまの釣り舟 | 11 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_011 |
ai_chatgpt3.5_012 | 天の風よ、雲に似た君の姿、少しだけ留まっていてくれ。止まれ、その姿を。 | 天つ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ をとめの姿 しばし留めむ | 12 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_012 |
ai_chatgpt3.5_013 | 筑波の嶺から流れ落ちる水は、恋がこもって淵となっている。 | 筑波嶺の 峯より落つる みなの川 戀ぞつもりて 淵となりぬる | 13 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_013 |
ai_chatgpt3.5_014 | 陸奥の地でしぶとく生き抜く植物も、なぜか最初から乱れることはない。私だけがおろそかになってしまう。 | 陸奥の しのぶもぢずり 誰故に みだれ初めにし 我ならなくに | 14 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_014 |
ai_chatgpt3.5_015 | 君のために、春の野に出て若菜を摘んでいる最中、私の衣の袖に雪が降り積もる。 | 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ | 15 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_015 |
ai_chatgpt3.5_016 | 別れてから数年、いなばの山の峰に立ち、まつとし聞いていたら、今帰ってきた。 | 立別れ いなばの山の 嶺におふる まつとし聞かば 今帰り来む | 16 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_016 |
ai_chatgpt3.5_017 | ちはやぶる神代のことも知らず、龍田川から紅く染まる水をくくるとは。 | ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 から紅に 水くくるとは | 17 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_017 |
ai_chatgpt3.5_018 | 住の江の岸に寄せる波、夜でもやはり、夢の通い路は人々によく知られている。 | 住の江の 岸に寄る浪 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ | 18 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_018 |
ai_chatgpt3.5_019 | 難波の潟、短い葦の茂みにも、ああ、この世をすぐに去ってしまえと思わずにはいられないか。 | 難波潟 短き葦の ふしのまも あはで此の世を すぐしてよとや | 19 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_019 |
ai_chatgpt3.5_020 | もし侘びぬれば、今でも同じだろう、難波となる。私は身を削っても、再び逢いたいと思う。 | 侘びぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ | 20 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_020 |
ai_chatgpt3.5_021 | 今すぐ来てくれると、ずっと言っていた。長月の、有明の月を待って出かけるのか。 | 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな | 21 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_021 |
ai_chatgpt3.5_022 | 風が吹くたびに、秋の草木が香り立つ。おそらく山風は、嵐だと言うのだろう。 | 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ | 22 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_022 |
ai_chatgpt3.5_023 | 月を見ると、いろいろなものが悲しい。私の身一つでも、秋は訪れているのに。 | 月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど | 23 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_023 |
ai_chatgpt3.5_024 | この度は神社にお参りせず、手向山で紅葉の錦を見ることにした。神の意に従って。 | 此の度は 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに | 24 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_024 |
ai_chatgpt3.5_025 | 名前を出したくないけれど、逢坂山の種かづらが、人に知られてしまったのではないか。 | 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人にしられで くるよしもがな | 25 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_025 |
ai_chatgpt3.5_026 | 小倉山の峰に紅葉が落ちている。もし心があるなら、今一度だけの訪れを待ちたい。 | 小倉山 峯のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ | 26 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_026 |
ai_chatgpt3.5_027 | みかの原を流れる泉川。いつ見ても恋しさがこみ上げる。 | みかの原 わきて流るる 泉川 いつみきとてか 戀しかるらむ | 27 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_027 |
ai_chatgpt3.5_028 | 山里は冬、寂しさがますます深まる。人々の視線も草も枯れてしまうと思えば。 | 山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば | 28 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_028 |
ai_chatgpt3.5_029 | 心の中で願いを込めて、摘むならば摘むだろうか。初霜に戸惑う白菊の花。 | 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 | 29 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_029 |
ai_chatgpt3.5_030 | 有明の月が冷たく見える別れよりも、夜が明けるばかりで、辛いことはない。 | 有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし | 30 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_030 |
ai_chatgpt3.5_031 | 朝日が昇り、有明の月が見える前に、吉野の里に白い雪が降り積もっている。 | 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 | 31 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_031 |
ai_chatgpt3.5_032 | 山間に吹き抜ける風が、紅葉を吹き飛ばすことなく、風流な様子を見せている。 | 山がはに 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり | 32 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_032 |
ai_chatgpt3.5_033 | 久しぶりの、光り輝く春の日に、静かな心で花が散っていくのを見る。 | 久方の 光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ | 33 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_033 |
ai_chatgpt3.5_034 | 誰かを恋い続けていても、知る人には恋人とは知られず、高砂の松も昔の友には戻らない。 | 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに | 34 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_034 |
ai_chatgpt3.5_035 | 人々は何も知らずに生きているが、故郷は昔の花の香りが今も漂っている。 | 人はいさ 心もしらず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける | 35 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_035 |
ai_chatgpt3.5_036 | 夏の夜はまだ夜明け前で、雲のどこに月が宿るのだろうか。 | 夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ | 36 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_036 |
ai_chatgpt3.5_037 | 白い露に風が吹き抜け、秋の野原は玉のように散っていく。 | 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける | 37 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_037 |
ai_chatgpt3.5_038 | 忘れ去っているが、誓ったこと。人の命の尊さを改めて感じる。 | 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな | 38 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_038 |
ai_chatgpt3.5_039 | 浅い茅生の小野の篠原で、生き生きと育つが、どうしても人々の愛にかなうことはない。 | 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の戀しき | 39 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_039 |
ai_chatgpt3.5_040 | 忍ぶつもりだったが、すでに顔に出てしまった。私の恋が、果たして他人に見えるものだろうか。 | 忍れど 色に出でにけり 我が戀は ものや思ふと 人の問ふまで | 40 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_040 |
ai_chatgpt3.5_041 | 恋を捨ててしまった私の名前は、まだそのままで立っている。だが、人には知られず、心に思い続けているだろう。 | 戀すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか | 41 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_041 |
ai_chatgpt3.5_042 | 契りを交わした相手のために袖を絞りながら、松山の最後の浪が打ち寄せている。 | 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 浪こさじとは | 42 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_042 |
ai_chatgpt3.5_043 | 逢いました後の心に抱く懐かしさに、昔のことを思い出さないことがある。 | 逢ひみての 後の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり | 43 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_043 |
ai_chatgpt3.5_044 | 逢うことが絶えないなら、それほど人も自分も恨まないだろうに。 | 逢ふことの 絶えてしなくば なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし | 44 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_044 |
ai_chatgpt3.5_045 | 哀れだと言われるべき人は、思い出しているだろうか。自分の無駄な行いで、いつしかそのような人になってしまうのか。 | 哀れとも いふべき人は おもほえで 身のいたづらに なりぬべきかな | 45 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_045 |
ai_chatgpt3.5_046 | 由良の戸を渡る舟人は、楫を使わず、どこへ向かっているのか分からない。それは恋の道なのだろうか。 | 由良の戸を わたる舟人 楫をたえ 行方もしらぬ 戀の道かな | 46 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_046 |
ai_chatgpt3.5_047 | 八重葎が茂る宿が、寂しい様子を見せる。人が見えないので、秋は深まっている。 | 八重葎 しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋はきにけり | 47 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_047 |
ai_chatgpt3.5_048 | 風に打たれて、岩にぶつかる波のように、自分だけが砕けて何を思う時が来るだろうか。 | 風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ 砕けてものを 思ふ頃かな | 48 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_048 |
ai_chatgpt3.5_049 | 宮中の守り人や衛士たちが、夜になって炎を灯し、昼には消えながら、様々なことを思い巡らせるだろう。 | 御垣守 衛士のたく火の 夜はもえ 晝は消えつつ ものをこそ思へ | 49 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_049 |
ai_chatgpt3.5_050 | 君のために惜しくないと思っていた命ですら、長くは続かないと思ってしまうことがあるだろうか。 | 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな | 50 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_050 |
ai_chatgpt3.5_051 | こんなにも深い思いをしているのに、野に咲く草のように、知られることもなく、ひっそりと。 | かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを | 51 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_051 |
ai_chatgpt3.5_052 | 夜が明ければ来ることを知っているのに、それでも悔しくて、朝がやってくる。 | 明けぬれば くるるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな | 52 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_052 |
ai_chatgpt3.5_053 | 悲しみながら一人で過ごす夜のうちに、朝が来ることがどれほど長いものかを知っている。 | 嘆きつつ 独りぬる夜の 明くるまは いかに久しき ものとかは知る | 53 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_053 |
ai_chatgpt3.5_054 | 忘れないでいることは、最後まで行くには難しいが、今日が限りの命であることを、もう知るべきだろう。 | 忘れじの 行末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな | 54 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_054 |
ai_chatgpt3.5_055 | 瀧の音は途切れて久しいが、名前だけが流れて、なお聞こえてくる。 | 瀧の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ | 55 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_055 |
ai_chatgpt3.5_056 | この世の外の何かと比べたら、今一度だけの再会もないだろうか。 | あらざらむ 此の世のほかの 思ひ出に 今一たびの 逢ふこともがな | 56 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_056 |
ai_chatgpt3.5_057 | 廻り逢って、それを見たのか、それとも気づかぬままに、雲が隠す夜半の月かな。 | 廻り逢ひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな | 57 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_057 |
ai_chatgpt3.5_058 | 有馬山の、いずこかの原に風が吹けば、やさしく吹き抜ける風に、人を忘れることがあるだろう。 | 有馬山 ゐなのささ原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする | 58 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_058 |
ai_chatgpt3.5_059 | 安らかに寝ている人々を、小夜更けに、月が傾くまで見ている。 | やすらはで 寝なましものを 小夜更けて 傾くまでの 月を見しかな | 59 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_059 |
ai_chatgpt3.5_060 | 大江山の、行く道は遠く、まだ足跡も見ず、天の橋立。 | 大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 | 60 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_060 |
ai_chatgpt3.5_061 | 古の、奈良の都で咲く八重の桜の香りが、今日は九重にも漂っているのだろうか。 | 古への 奈良の都の 八重ざくら 今日九重に 匂ひぬるかな | 61 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_061 |
ai_chatgpt3.5_062 | 夜が暗く広がり、鳥の空音を聞こうとしても、世の中に逢坂の関を越えることは許されない。 | 夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも 世に逢坂の 関はゆるさじ | 62 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_062 |
ai_chatgpt3.5_063 | 今はただ、思い絶えてしまうだろうと、他人から聞くだけで、言うこともできない。 | 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな | 63 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_063 |
ai_chatgpt3.5_064 | 朝が明ければ宇治の川にかかる霧が、途切れ途切れに、あらはれて渡る瀬々の網代木。 | 朝ぼらけ 宇治の川霧 絶えだえに あらはれ渡る 瀬々の網代木 | 64 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_064 |
ai_chatgpt3.5_065 | 恨みを忘れずに、しょんぼりとした袖のままでいるのに、愛に朽ち果ててゆくことを、名前さえ惜しんでいる。 | 恨み侘び ほさぬ袖だに あるものを 戀に朽ちなむ 名こそ惜しけれ | 65 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_065 |
ai_chatgpt3.5_066 | 皆、共にあわれと思う山桜は、花よりも他に、この感じを知る人はいない。 | 諸共に あはれと思へ 山ざくら 花よりほかに 知る人もなし | 66 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_066 |
ai_chatgpt3.5_067 | 春の夜の、ただ夢ばかりの中で、手枕にもたれて、なんの予感もなく立たないことを、名前さえも惜しむ。 | 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ | 67 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_067 |
ai_chatgpt3.5_068 | 心にも病みつつ、この世の悲しみに耐えながら生きているなら、夜半の月こそが恋しい。 | 心にも あらで憂世に ながらへば 戀しかるべき 夜半の月かな | 68 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_068 |
ai_chatgpt3.5_069 | 嵐が吹き荒れる三室の山の紅葉は、龍田の川の水面に映る錦のように美しい。 | 嵐ふく 三室の山の もみぢ葉は 龍田の川の 錦なりけり | 69 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_069 |
ai_chatgpt3.5_070 | 寂しさから宿を出て、眺めてみれば、どこも同じような秋の夕暮れ。 | 寂しさに 宿を立ち出でて 眺むれば いづこも同じ 秋の夕暮 | 70 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_070 |
ai_chatgpt3.5_071 | 夕方になると、門田の稲葉が風にそよぎ、足の回廊に秋風が吹く。 | 夕されば 門田の稲葉 おとづれて あしのまろやに 秋風ぞ吹く | 71 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_071 |
ai_chatgpt3.5_072 | 音に聞こえる、高師の浜のあだ波は、あるいは袖が濡れることさえあるのだろう。 | 音に聞く 高師の濱の あだ浪は かけじや袖の ぬれもこそすれ | 72 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_072 |
ai_chatgpt3.5_073 | 高砂の尾の上に咲く桜が満開になっているが、外山の霞も消えずに立ちこめている。 | 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ | 73 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_073 |
ai_chatgpt3.5_074 | うかりける人々が初瀬の山を降りてくる際、激しい嵐に遭うだろうとは、祈りもしないことを。 | うかりける 人を初瀬の 山おろし はげしかれとは 祈らぬものを | 74 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_074 |
ai_chatgpt3.5_075 | 契りを交わした人が、寿命をもってさせた露が、今年の秋もすでに過ぎ去ったことを、哀れに思う。 | 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋も去ぬめり | 75 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_075 |
ai_chatgpt3.5_076 | わたの原から漕ぎ出て見ると、遠くに雲が集まり、沖の方で白い波が立っている。 | わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白浪 | 76 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_076 |
ai_chatgpt3.5_077 | 瀬を急いで進む瀧川が、岩にぶつかりながら流れていく。それでも最後には逢坂の関を越えて逢いたいと思う。 | 瀬を早み 岩にせかるる 瀧川の われても末に 逢はむとぞ思ふ | 77 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_077 |
ai_chatgpt3.5_078 | 淡路島を通りかかる千鳥の鳴き声に、いくよと眠りから覚めぬ須磨の関守。 | 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いくよ寝覚めぬ 須磨の関守 | 78 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_078 |
ai_chatgpt3.5_079 | 秋風になびく雲の間から、たえ間なく漏れ出てくる月の影の明るさ。 | 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ | 79 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_079 |
ai_chatgpt3.5_080 | ずっと長い間、心も知らずにいたのに、乱れた黒髪を整えて、今朝は物事を思う。 | ながからむ 心も知らず 黒髪の みだれて今朝は ものをこそ思へ | 80 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_080 |
ai_chatgpt3.5_081 | ほととぎす 鳴く方を 見つめると ただ有明の 月が残っている | ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる | 81 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_081 |
ai_chatgpt3.5_082 | 思い悩み それでも命は 存在するものを 悲しいと耐えきれずに、涙がこぼれる。 | 思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり | 82 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_082 |
ai_chatgpt3.5_083 | 世の中よ 道がないわけではないが、 思いを巡らせる 山の奥にも、鹿はいなくなる。 | 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞなくなる | 83 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_083 |
ai_chatgpt3.5_084 | ずっと前から来てみれば、またこの頃かな。 見ればいろんなことを 思い出すが、今はそれが恋しい。 | ながらへば また此の頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は戀しき | 84 | ChatGPT3.5 | 2023-09-01 | http://linkdata.org/resource/rdf1s6834i#ogura_084 |