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地質に関する研究の専門用語や現象について、写真画像を用いて解説したものです.
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#lang ja
#attribution_name 産業技術総合研究所地質情報基盤センターLOD構築検討連絡会
#license http://creativecommons.org/licenses/by/3.0/deed.ja
#file_name Geowords_photo_list
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#property 地質用語URI 写真タイトル 写真解説 写真画像リンク
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Photo_001 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_001 クリンカー(アア溶岩) 1732 年に岩手山北東麓に流出した玄武岩質安山岩溶岩です。アア溶岩の表面は、このように荒れた岩塊で埋め尽くされています。岩塊の表面はけば立っており、これをクリンカーと呼んでいます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/clinker.html
Photo_002 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_003 溶岩堤防 冬の浅間山です。山頂から右側斜面に流れた鬼押出溶岩流の両端が、盛り上がっているのがわかります。これは溶岩堤防と呼ばれ、安山岩溶岩にはよく見られます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lavalevee1.html
Photo_003 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_003 溶岩堤防2 鬼押出溶岩流を正面から見た写真です。山頂近くは溶岩の温度が高いためと傾斜が大きいため、溶岩の多くは流下してしまいます。溶岩が冷え、山麓の傾斜の緩くなるあたりから流動性が低下し、最終的に定置します。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lavalevee2.html
Photo_004 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_003 安山岩溶岩 天明3年(1783年)の大噴火で流出した浅間山の鬼押出溶岩です。安山岩のブロック溶岩で、ごつごつした岩塊(ブロック)に富む表面構造が見られます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/andesite.html
Photo_005 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_003 溶岩流の断面 日光の女峰・赤薙火山から流出したブロック溶岩の断面です。黄褐色の火山泥流堆積物を覆っており、風化の進んだ下部流動角礫岩と風化に耐えて突出した塊状部が見えています。塊状部の下部には柱状節理が、上部には板状節理が発達しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lavasection.html
Photo_006 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_004 ウェーブリップル 波のような振動流で形成されるリップル(漣痕)です。左右対称に近い断面形態を示し、葉理がよく連続しています。波があったことを示すので、古環境・古水深の推定に役立ちます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/waveripple.html
Photo_007 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_011 火炎構造 淡褐色の泥岩と灰色の砂岩の間にできた火炎構造です。上の砂岩が重なったときに、下の泥岩がまだ十分に固まっておらず、水を含んでいたために流動してこのような模様ができたと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/flamestructure.html
Photo_008 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_012 鏡肌と条線 断層面に見られる鏡肌と条線です。断層面は強い力を受けるために、しばしばこの写真のように自然に磨かれた状態になっています。また、その表面に見られる線構造は条線と呼ばれ、断層活動で動いた方向を示すと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/slickenside.html
Photo_009 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_014 花こう岩(黒雲母花こう岩) 有色鉱物として黒雲母を含む花こう岩です。透明度の高い灰色に見えるのが石英で、白く見えるのが長石(正長石と斜長石)です。花こう岩類は、しばしば石材に利用されます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/bt-granite.html
Photo_010 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_014 ペグマタイト 大きな電気石の結晶を含むペグマタイトです。このような花こう岩質のペグマタイトは、マグマが地下深くで固まるときに、最後まで残った部分が岩石になったものと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/pegmatite.html
Photo_011 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_017 火砕丘 繰り返し小規模な噴火を起こした火口の周りにできる、円錐形の火山体です。一般に、山体はスコリアや軽石など、発泡の進んだ火山砕屑物が堆積してできています。玄武岩質マグマの噴火活動でしばしば形成されます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/cone.html
Photo_012 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_020 火砕流堆積物の成層構造 下部の塊状で粗粒な部分と上部の成層した細粒な部分からなる火砕流堆積物が、何層も重なってできた成層構造です。風化に対する抵抗力の違いから細粒な部分が侵食され、相対的に粗粒な部分が飛び出しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/bedding.html
Photo_013 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_020 火砕流堆積物中の炭化木 火砕流堆積物に取り込まれている樹幹の化石です。火砕流になぎ倒され、熱のために炭になってしまったものと考えられます。この写真ではちょうど幹が二股に分かれる部分の断面らしく、年輪が左上と右下の2ヶ所に見えています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/carbonizedwood.html
Photo_014 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_021 火砕丘 繰り返し小規模な噴火を起こした火口の周りにできる、円錐形の火山体です。一般に、山体はスコリアや軽石など、発泡の進んだ火山砕屑物が堆積してできています。玄武岩質マグマの噴火活動でしばしば形成されます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/cone.html
Photo_015 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_021 溶岩ドーム マグマの粘性が高い場合は、溶岩はあまり流れ下ることなく、溶岩ドームと呼ばれる小山を形成します。溶岩ドームは後から上がってくるマグマの供給を受けて成長したり、押されて崩壊したりすることもあります。1991年の雲仙普賢岳の火砕流は、溶岩ドームの崩壊によって発生したものです。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lavadome.html
Photo_016 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_021 溶岩堤防 冬の浅間山です。山頂から右側斜面に流れた鬼押出溶岩流の両端が、盛り上がっているのがわかります。これは溶岩堤防と呼ばれ、安山岩溶岩にはよく見られます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lavalevee1.html
Photo_017 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_021 溶岩堤防2 鬼押出溶岩流を正面から見た写真です。山頂近くは溶岩の温度が高いためと傾斜が大きいため、溶岩の多くは流下してしまいます。溶岩が冷え、山麓の傾斜の緩くなるあたりから流動性が低下し、最終的に定置します。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lavalevee2.html
Photo_018 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_021 安山岩溶岩 天明3年(1783年)の大噴火で流出した浅間山の鬼押出溶岩です。安山岩のブロック溶岩で、ごつごつした岩塊(ブロック)に富む表面構造が見られます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/andesite.html
Photo_019 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_021 火山の噴気孔 活火山にみられる火山ガスの噴気孔です。吹き出している白い噴気のほとんどは水蒸気で、少量の二酸化炭素、硫黄を含んでいます。これらの火山ガスは水に溶けるので、火山噴火でガスの危険がある場合は、避難する際に濡れたタオルで口を覆うと良いとされています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/fumarole.html
Photo_020 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_024 パン皮状火山弾 樽前火山の山頂近くに見られる大型の火山弾です。火山弾の表面は早く冷えて固くなりますが、内部はまだ熱いため、内部に残ったガスが膨張して表面が破れてしまうことがあります。このように表面に亀裂が入ったものをパン皮状火山弾と呼びます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/bomb.html
Photo_021 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_025 火炎構造 淡褐色の泥岩と灰色の砂岩の間にできた火炎構造です。上の砂岩が重なったときに、下の泥岩がまだ十分に固まっておらず、水を含んでいたために流動してこのような模様ができたと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/flamestructure.html
Photo_022 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_026 二枚貝化石 砂岩に含まれる二枚貝の化石です。このように二枚の殻が合わさった状態のまま化石になった二枚貝は、生存時の生活状態を示している可能性があります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/fossilbivalvia.html
Photo_023 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_026 貝化石 シルト岩に含まれる貝の化石です。ここに産出する貝化石の多くは破片状になったり、二枚貝の殻がばらばらになっていたり、密集したりと別の場所から流されてきた産状を示します。このように産する化石を他生群集といいます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/fossilmollusca.html
Photo_024 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_026 植物化石 葉理の発達したシルト岩に含まれる木の葉の化石です。植物化石はしばしばこのように葉理面(地層面)に沿って配列しています。植物化石は当時の環境を推定するのに良い証拠となります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/plantfossil.html
Photo_025 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_026 火砕流堆積物中の炭化木 火砕流堆積物に取り込まれている樹幹の化石です。火砕流になぎ倒され、熱のために炭になってしまったものと考えられます。この写真ではちょうど幹が二股に分かれる部分の断面らしく、年輪が左上と右下の2ヶ所に見えています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/carbonizedwood.html
Photo_026 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_029 軽石 穴だらけの断面をみせるのは、大型の軽石です。その材質は天然のガラスからできています。この写真の軽石は、浅間火山の噴火で火口から約4.3 km東方の地点に落下しました。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/pumice.html
Photo_027 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_029 遅延発泡 樽前火山の噴火で放出された大型の軽石です。周辺部には細かい気泡しかありませんが、中心部の気泡は大きく、岩石も赤褐色に酸化が進んでいます。これは周辺部が冷えた後も内部が高温であったために、ガスが分離して気泡を成長させたためで、遅延発泡と呼ばれています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/delayedvesiculation.html
Photo_028 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_029 水冷軽石 軽石質の流紋岩の岩塊が、より細かく割れた角礫質の基質の中に含まれています。これは、発泡の進んだ流紋岩が水中に噴出したときに、水により急激に冷やされ破砕されてできたものです。岩塊の縁には、急冷によってできた放射状の割れ目が見られます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/hyaloclasticpumice.html
Photo_029 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_030 軽石火山礫凝灰岩(大谷石) 「大谷石」と呼ばれる石材として利用される軽石火山礫凝灰岩です。およそ1400万年前の火山活動で、海底に堆積した厚い火砕物の地層です。粗粒な軽石片を多く含み、通称「軽石凝灰岩」と呼ばれています。変質すると緑色の鉱物ができるので、いわゆる「グリーンタフ」の例とされることがあります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/pumicelapillituff.html
Photo_030 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_032 カレントリップル 写真上方向から下方向に向かう流れでつくられたリップル(漣痕)です。この写真は現世のものですが、しばしば古い時代の地層の表面にも保存されていることがあり、古流向や古環境の推定に役立ちます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/currentripple.html
Photo_031 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_032 舌状カレントリップル 舌状の形態を示すカレントリップルで、その形態から崖の上から下方向へ向かう流れが推定できます。この地層はおよそ1億年あまり前に堆積した砂岩で、リップルの他に恐竜の足跡化石(写真上部のくぼみと中央右寄りの縦方向の列など)が残されていることでも知られています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/linguoidripple.html
Photo_032 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_034 岩脈 安山岩火砕岩を貫く安山岩の貫入岩です。この写真のように、垂直方向に貫入しているものは岩脈と呼ばれます。特に、岩脈が地表の溶岩や火砕岩にに連続している場合は、フィーダー(供給岩脈)と呼ばれることがあります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/dyke.html
Photo_033 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_034 貫入岩 塊状の凝灰岩を貫く、細粒閃緑斑岩の貫入岩です。この写真のように、貫入面の傾斜が緩い場合はシル(岩床)と呼ばれます。貫入面近傍には厚さ数10 cmの急冷縁が、内部には貫入面に直交する方向の粗い柱状節理が観察されます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/intrusive.html
Photo_034 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_036 山体崩壊壁 磐梯山の北側斜面は、1888年の噴火の際に山体崩壊を起こし、大きくえぐられた荒々しい景観を呈しています。そのときの土砂が谷をせき止め、手前に広がる檜原湖をつくりました。崩壊壁は現在では崖錐が発達していますが、それ以外の場所には山体の断面を露呈しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/collapsewall.html
Photo_035 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_037 正級化構造 タービダイトにみられる正級化構造です。タービダイトの最下部を構成する礫の大きさが、下部ほど大きく上に向かって次第に小さくなり、砂に移り変わっています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/normalgrading.html
Photo_036 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_038 球状風化 岩石が風化により玉ねぎのように同心円状に割れていくような風化を球状風化といいます。球形の形はもともと節理によって分離した立体が、角の部分から更に風化されてできると考えられています。この写真の岩石は無斑晶安山岩ですが、花こう岩によく見られる風化です。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/spheroidalweathering.html
Photo_037 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_041 偽礫 タービダイトをなす砂岩泥岩互層の砂岩中に含まれる泥岩の偽礫です。泥岩は未固結時には変形しやすく、タービダイト砂岩にはしばしばこのように取り込まれています。この写真では薄い泥岩の層自体がひとつの偽礫で、更にそこからいくつかの偽礫がはぎ取られたような構造になっています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/rip-upclast.html
Photo_038 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_044 クリンカー(アア溶岩) 1732 年に岩手山北東麓に流出した玄武岩質安山岩溶岩です。アア溶岩の表面は、このように荒れた岩塊で埋め尽くされています。岩塊の表面はけば立っており、これをクリンカーと呼んでいます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/clinker.html
Photo_039 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_047 玄武岩火山角礫岩 約1400万年前、東北日本が海の底だった頃に噴出した玄武岩の火山角礫岩です。岩塊は角がとがっており、あまり転動していないことを意味しています。一方で岩塊の間は細かい砕屑粒子が埋めており、マグマが水に触れて急冷し、細かく砕けたことを示しています。このようにマグマが水に急冷されてできた岩石を、ハイアロクラスタイトと呼ぶことがあります。また、この岩石は変質して緑色の鉱物を生成しているため、かつてはグリーンタフ(緑色凝灰岩)と呼ばれたこともありました。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/basaltbreccia.html
Photo_040 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_049 珪質シルト岩 主に珪藻の殻を原材料とする珪質シルト岩で、プランクトンが長い年月の間に海底に降り積もり、地層となったものです。日本海側の各地に広く分布していますが、写真のように風化して細かく砕けやすく(スレーキング)、地すべりの原因のひとつになっています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/siliceoussiltstone.html
Photo_041 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_054 頁岩 泥の粒子は平べったい形をしているので、堆積するときには平らな面を揃えて溜まっていきます。これが石になると、ちょうど本のページのように、もともと粒子の面の揃った方向に薄く割れやすくなります。写真の頁岩の場合は、割れやすい面がほぼ垂直方向にあり、地層が変動を受けて最初に堆積した状態から90°近くも立ち上がってしまったことが分かります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/shale.html
Photo_042 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_056 玄武岩の柱状節理 玄武岩に発達する柱状節理です。玄武岩の噴出温度は1100℃にも達しますが、ゆっくり冷えるとこの写真のような規則的な柱状節理をつくります。「玄武岩」という用語は、この撮影場所である「玄武洞」に由来しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/basaltcolumnj.html
Photo_043 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_057 ひすい輝石岩 ひすいは高圧の変成作用でできる鉱物です。写真の石はやや青みをおびた白色ですが、薄い緑色を呈するものもあります。とても硬い石ですが、古代には勾玉などに加工され、装飾用に使われていました。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/jadeite.html
Photo_044 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_060 降下軽石堆積物 群馬県赤城山の噴火で堆積した赤城鹿沼テフラ(Ag-KP)です。栃木県中部~南部に厚く分布し、「鹿沼土」として園芸用に利用されています。火山噴火でできる降下堆積物は淘汰が良く、分布地域ごとに同じようなサイズの構成粒子が良くまとまっているという特徴があります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/pumicefall.html
Photo_045 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_061 降下軽石堆積物 群馬県赤城山の噴火で堆積した赤城鹿沼テフラ(Ag-KP)です。栃木県中部~南部に厚く分布し、「鹿沼土」として園芸用に利用されています。火山噴火でできる降下堆積物は淘汰が良く、分布地域ごとに同じようなサイズの構成粒子が良くまとまっているという特徴があります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/pumicefall.html
Photo_046 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_063 黒色片岩 黒色片岩は黒鉛筆の芯の原料で知られるグラファイト(石墨・黒鉛)を含むために、黒い色を示します。一般に片理がよく発達し、薄くはがれるように割れます。片理面の上には、しばしばはっきりした線構造も見られます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/blackschist.html
Photo_047 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_064 湖成堆積物の成層構造 一般に湖成堆積物には細かい平行葉理が発達します。湖では波や潮流が弱いことなどから、水深の深い場所まで酸素が循環せず、しばしば還元状態になっています。この写真でも黒い地層は多くの炭質物を含んでいます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lakedeposit.html
Photo_048 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_067 コンボルート葉理 この砂岩にみられるような乱れた葉理は、コンボルート葉理と呼ばれています。堆積当初はほぼ平行な葉理だったはずですが、まだ固結しないうちに地震などのショックを受けて流動化を起こし、変形したものと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/convolute.html
Photo_049 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_068 砂岩泥岩互層 (タービダイト) 灰褐色の砂岩と黒色の泥岩の互層です。普段は泥が堆積しているような場所に、ときどき混濁流で砂がもたらされるような環境に形成されます。砂岩とその上の泥岩(の一部)が一回の混濁流に対応すると考えられ、タービダイトという岩石名で呼ばれます。砂岩の底面には、しばしば様々な流痕が残されています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/alternation.html
Photo_050 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_069 砕屑岩脈 砂岩泥岩互層の成層構造を切って、上下方向に伸びているのは砂岩です。このような堆積岩の岩脈を、砕屑岩脈といいます。割れ目が開いたところに砕屑物が流れ込んでできる場合もありますが、この写真の場合は液状化した砂層が高い圧力を受けて貫入したものと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/clasticdyke.html
Photo_051 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_070 砂岩 砂岩をつくる粒子はさまざまな鉱物や岩片からできていますが、一般には風化に強い石英や長石をを多く含むため、この写真のようにやや白っぽい色をしています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/sandstone.html
Photo_052 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_079 山体崩壊壁 磐梯山の北側斜面は、1888年の噴火の際に山体崩壊を起こし、大きくえぐられた荒々しい景観を呈しています。そのときの土砂が谷をせき止め、手前に広がる檜原湖をつくりました。崩壊壁は現在では崖錐が発達していますが、それ以外の場所には山体の断面を露呈しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/collapsewall.html
Photo_053 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_083 泥炭層 雄物川の後背湿地に形成された厚い泥炭層です。通常は植物の遺骸が堆積するのですが、洪水のときには礫や砂~シルトが運ばれるため、これらも泥炭層に挟まれて残っています。泥炭は代表的な軟弱地盤のひとつで、建築・土木工事の際には困りものです。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/peat.html
Photo_054 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_084 斜交葉理 凝灰岩~火山礫凝灰岩にできた斜交葉理です。全体としてほぼ水平に近い層理に対して、写真下部には一段と傾斜した葉理が見られます。斜めの部分をフォアセット葉理と呼び、古流向の判別によく利用されます。この写真の場合、右から左向きの流れによってつくられました。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/foreset.html
Photo_055 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_088 凝灰角礫岩の侵食地形 上信越自動車道の碓氷軽井沢インター北東にそびえる高岩は、安山岩の凝灰角礫岩が侵食されてできた地形です。この周辺には同じ時代に形成された火山岩類が広く分布しており、ほぼ同じ標高の山地をなしています。高岩はその山地が侵食を受けて、一部分が切り分けられつつある状態です。侵食が更に進み、完全に独立するとビュートと呼ばれる地形になります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/butte.html
Photo_056 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_088 花こう岩のバッドランド 風化してマサ化した花こう岩が、風雨のために侵食された地形で、このような土地をバッドランドと呼びます。斜面崩壊の一種ですが、もとの土砂や地塊が砕屑され、遠方へ流失してしまうのが特徴です。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/badland.html
Photo_057 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_089 花こう岩(黒雲母花こう岩) 有色鉱物として黒雲母を含む花こう岩です。透明度の高い灰色に見えるのが石英で、白く見えるのが長石(正長石と斜長石)です。花こう岩類は、しばしば石材に利用されます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/bt-granite.html
Photo_058 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_089 はんれい岩 角閃石と黒雲母を多く含むはんれい岩です。白い鉱物は斜長石で、どの鉱物もほぼ同じような大きさ(等粒状)です。はんれい岩はふつう緻密で重く、このように黒っぽい色をしています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/gabbro.html
Photo_059 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_092 ジグソー割れ目 岩石に多数の割れ目が入って全体が崩れかかった状態にあるとき、割れ目をジグソー割れ目、崩れかかった集合体をジグソー角礫岩と呼びます。岩石の広がりは3次元なので、2次元の写真上で角礫をピースに見立ててもパズルのように完全にはもとには戻せませんが、おおまかな形態は復元可能です。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/jigsaw.html
Photo_060 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_094 地すべり 泥岩・砂岩からなる斜面に発生した地すべりで、中央部分の植生の薄い地塊(地すべり地塊)が谷底へ滑り落ちています。沢に削られた断面には、もとの地層の構造は残っておらず、滑りながら地層が破砕したことを示しています。また、地すべり地塊に高木がないことから、同じ場所が何度も滑っていることをうかがわせます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/landslide.html
Photo_061 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_097 蛇紋岩 かんらん石や輝石が変質・変成すると、蛇紋石という鉱物になります。つまり、蛇紋岩はかんらん石や輝石からできている岩石、かんらん岩が変質・変成して形成されます。かんらん岩は地下深くでできる石ですので、蛇紋岩の存在は、地下深くに達する断層の存在を暗示します。また、蛇紋岩にはしばしば滑石が含まれており、軟弱地盤となることが多いので、土木・建築分野では要注意地盤のひとつです。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/serpentinite.html
Photo_062 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_099 鏡肌と条線 断層面に見られる鏡肌と条線です。断層面は強い力を受けるために、しばしばこの写真のように自然に磨かれた状態になっています。また、その表面に見られる線構造は条線と呼ばれ、断層活動で動いた方向を示すと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/slickenside.html
Photo_063 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_101 石英脈(水晶) 熱水鉱床の周辺に形成された石英脈です。熱水が岩石の割れ目に入り込み、冷えて固まる際に空隙が残っていたため、自形の結晶になっています。このうち、比較的大きな結晶に成長したものが水晶です。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/quartz.html
Photo_064 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_103 スランプ構造 平行に重なった地層のうち一層準だけ、地層の構造が著しく乱されています。このような構造はスランプ構造と呼ばれ、地層がまだ軟らかいうちに変形したことを示しています。スランプ構造の多くは海底地すべりによって形成されたものと考えられています。。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/slump.html
Photo_065 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_104 泥岩のスレーキング 河岸に露出する泥岩に発生したスレーキングです。乾燥と湿潤を繰り返すことで発生し、この写真のような塊状の泥岩にしばしば見られます。表土の流失や斜面崩壊を招くので、困りものです。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/slaking.html
Photo_066 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_106 石英脈(水晶) 熱水鉱床の周辺に形成された石英脈です。熱水が岩石の割れ目に入り込み、冷えて固まる際に空隙が残っていたため、自形の結晶になっています。このうち、比較的大きな結晶に成長したものが水晶です。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/quartz.html
Photo_067 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_108 石灰岩 石灰岩は主に炭酸カルシウムからできています。石灰岩が風化・侵食を受けると、カルスト地形と呼ばれる独特の地形を呈するようになります。これは、大気中の二酸化炭素を溶かし込んで弱酸性化した水によって、石灰岩が溶解されてできるものです。写真のような尖った岩は、ピナクルと呼ばれています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/limestone.html
Photo_068 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_114 火砕流堆積物の成層構造 下部の塊状で粗粒な部分と上部の成層した細粒な部分からなる火砕流堆積物が、何層も重なってできた成層構造です。風化に対する抵抗力の違いから細粒な部分が侵食され、相対的に粗粒な部分が飛び出しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/bedding.html
Photo_069 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_115 砂岩泥岩互層 (タービダイト) 灰褐色の砂岩と黒色の泥岩の互層です。普段は泥が堆積しているような場所に、ときどき混濁流で砂がもたらされるような環境に形成されます。砂岩とその上の泥岩(の一部)が一回の混濁流に対応すると考えられ、タービダイトという岩石名で呼ばれます。砂岩の底面には、しばしば様々な流痕が残されています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/alternation.html
Photo_070 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_120 蛇行河川 雄物川の蛇行地形です。写真左奥が上流で、手前側へ流れ下っており、写真中央左寄りには三日月湖が残されています。三日月湖外側(右側)の平坦地が旧河床 で、三日月湖内側(左側)の緑地と、手前の砂取り場が現河床に相当します。集落は自然堤防の上に密集してつくられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/meandering.html
Photo_071 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_121 段丘礫層 日本の国土は山がちで降水量も多いため、多くの礫が河川に運ばれ、堆積します。特に河成段丘堆積物として残された段丘礫層は、各地で台地を構成しています。水はけが良く、沈下もほとんどないため、建設工事の際の支持層としての役割を果たしています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/terracegravel.html
Photo_072 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_122 地層の破断 砂岩泥岩の互層に多数の小断層が発達し、地層がばらばらになりかけています。更に変形が進めば個々の小断層によって地層が分断し、混じり合ってメランジュになります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/brokenformation.html
Photo_073 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_122 正断層 整然と重なった砂岩の地層に、いくつかの小さな正断層が形成されています。例えば左上部に見られる断層では、右側が少し落ち込んでいるのがわかります。ところどころ地層の色が違うのは、粒度の粗い層に地下水が多く含まれている(帯水層)ためです。断層で帯水層が断たれたところには地下水が集中し、法面へ湧き出しているようにも見えます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/normalfault.html
Photo_074 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_123 遅延発泡 樽前火山の噴火で放出された大型の軽石です。周辺部には細かい気泡しかありませんが、中心部の気泡は大きく、岩石も赤褐色に酸化が進んでいます。これは周辺部が冷えた後も内部が高温であったために、ガスが分離して気泡を成長させたためで、遅延発泡と呼ばれています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/delayedvesiculation.html
Photo_075 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_126 層状チャート チャートは深海底でプランクトンの珪質の殻が積もってできた岩石です。層状チャートは数 cmの厚さに成層したチャートで、しばしば著しく褶曲していることがあります。この写真に見られるような赤いチャートは酸化鉄を含んでおり、堆積当時の海に酸素が豊富にあった証拠と言われています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/chert.html
Photo_076 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_127 十字石 泥岩などが変成作用を受けてできる泥質変成岩にできる鉱物で、その名の通り十字形をしていることがあります。中圧型の変成作用でできると考えられており、「十字石帯」という変成分帯を使うこともあります。風化に強いため、石の表面から浮き出しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/staurolite.html
Photo_077 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_130 玄武岩の柱状節理 玄武岩に発達する柱状節理です。玄武岩の噴出温度は1100℃にも達しますが、ゆっくり冷えるとこの写真のような規則的な柱状節理をつくります。「玄武岩」という用語は、この撮影場所である「玄武洞」に由来しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/basaltcolumnj.html
Photo_078 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_130 流紋岩の柱状節理 流紋岩の貫入岩が冷却するときにできた柱状節理です。高温のマグマは冷却すると体積を減少させますが、比較的ゆっくり冷えると、このように規則的な割れ目をつくります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/rhyolitecolumnj.html
Photo_079 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_136 泥岩 少し不明瞭な成層構造をもつ泥岩です。泥岩は普通、黒っぽい色をしていますが、写真の泥岩はやや赤っぽい色をしています。この赤みは鉄さびの色ですが、この地層が堆積したおよそ1億年前には、気候が現在よりも暑く乾燥していたので風化が進み、鉄が酸化されたためと考えられています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/mudstone.html
Photo_080 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_136 泥岩のスレーキング 河岸に露出する泥岩に発生したスレーキングです。乾燥と湿潤を繰り返すことで発生し、この写真のような塊状の泥岩にしばしば見られます。表土の流失や斜面崩壊を招くので、困りものです。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/slaking.html
Photo_081 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_139 デイサイト ほぼ平行な流理が発達するデイサイトの貫入岩体です。流理の一部は割れ目が開き、板状節理を形成しています。流理は黄白色と青灰色の色の違いとして識別されますが、よく見ると黄白色の部分には気泡の量が多く、変質がやや進んでいるため色が異なっていることがわかります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/dacite.html
Photo_082 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_141 泥炭層 雄物川の後背湿地に形成された厚い泥炭層です。通常は植物の遺骸が堆積するのですが、洪水のときには礫や砂~シルトが運ばれるため、これらも泥炭層に挟まれて残っています。泥炭は代表的な軟弱地盤のひとつで、建築・土木工事の際には困りものです。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/peat.html
Photo_083 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_148 ドレライト ドレライトは玄武岩質のマグマが地下に貫入してゆっくり冷えたときにできる岩石で、山形県の旧温海町付近には、温海ドレライトと呼ばれる岩体が分布しています。その断面には写真のように数10 cm単位の層状構造が発達しており、マグマが貫入したときから冷却するまでの間に形成されたと考えられています。層構造に平行な面には、写真下部に見られるように多角形の冷却節理ができています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/dolerite.html
Photo_084 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_149 泥火山 火山地帯の噴気が、粘土を吹き上げて噴気孔の周りに堆積させたものです。マグマ起源の物質を噴出するわけではないので、正確には火山ではありませんが、噴出口の周りに山体を形成するプロセスは共通しています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/mudvolcano.html
Photo_085 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_151 中州 河川は砕屑物を運搬するとともに、堆積の場ともなります。網状河川には砂州(中州)が発達しますが、砂礫の供給量が少なくなるとその上に植生が繁茂し、次第に流路が固定されて蛇行河川へと移り変わります。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/fluvialbar.html
Photo_086 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_155 カリ長石斑晶 韓国Jecheon花こう岩に含まれるカリ長石の斑晶です。写真のものは7 cmほどありますが、普通ここまで大型の斑晶はまれです。カリ長石は白色か薄いピンク色を示す鉱物で、陶磁器の良質な原料として利用されています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/k-feldspar.html
Photo_087 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_156 はんれい岩 角閃石と黒雲母を多く含むはんれい岩です。白い鉱物は斜長石で、どの鉱物もほぼ同じような大きさ(等粒状)です。はんれい岩はふつう緻密で重く、このように黒っぽい色をしています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/gabbro.html
Photo_088 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_156 はんれい岩ペグマタイト はんれい岩はしばしば鉱物の大きさが不揃いになり、写真のように大きな鉱物が脈状やポケット状に見られることがあります。このような岩石をはんれい岩ペグマタイトと呼びます。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/gabbro-pegmatite.html
Photo_089 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_157 花こう岩のバッドランド 風化してマサ化した花こう岩が、風雨のために侵食された地形で、このような土地をバッドランドと呼びます。斜面崩壊の一種ですが、もとの土砂や地塊が砕屑され、遠方へ流失してしまうのが特徴です。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/badland.html
Photo_090 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_164 ファンデルタ (ミニチュア版) 大雨の後に、水たまりの脇にできたファンデルタのミニチュア版です。山地が堆積盆地に迫っていると、扇状地(ファン)と三角州(デルタ)が一体化して形成されます。扇状の形態や、放射状に延びる流路、水面から急変する傾斜などの特徴がよく現れています。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/fandelta.html
Photo_091 http://linkdata.org/resource/rdf1s4113i#Geoword_165 球状風化 岩石が風化により玉ねぎのように同心円状に割れていくような風化を球状風化といいます。球形の形はもともと節理によって分離した立体が、角の部分から更に風化されてできると考えられています。この写真の岩石は無斑晶安山岩ですが、花こう岩によく見られる風化です。 https://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/spheroidalweathering.html
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